








先月、いや、先々月の話ですが...^^;)
ある雨の日の夕方、家の前の道路に黒い小さな物体が落ちていました。
ゲッ!犬のフンか?フンんづけたらイヤだしなぁ〜しょうがねぇーなぁーと思いながら近くへ行ってよく見たら...小さくうずくまったスズメの子でした。
ウッ!何か体液みたいのが流れている(キモッ)、死んでんのか?
指でツンツンとしてみたら、かすかにピクッと動きました。
おおっ!びっくりしたぁ〜、生きてるじゃんか〜!
可愛そうに...ズブ濡れだし、足に何かナイロンひもみたいなものが絡んで....
あ、これが濡れていたから体液と勘違いしたのか(^^;)。
辺りに親スズメはいないみたいだし、雨降っているから鳥の姿も見えない。
巣もどこなのか見当もつかないし...ここまで這ってきたのか!?
この辺りは野良猫やカラスもいるから、もし食べられたりしたら...
とにかく足に絡んだナイロンのひもは外してやらねば。
目を閉じてぐったりしている姿を見ると可愛そうで...
おまえを助けてやるからなぁー!
と、言うわけで、スズメの子を保護することになりました。
ネットで調べて情報集めをしながら、キッチンペーパーやスポンジで包んで何度も水気を取り、白熱球を2個利用して暖めてやった。
ダンボール箱を加工して上げ底にして、ティッシュを丸めて詰め、小さな家を作ってやった。
保温用としてペットボトルにお湯を入れたのを上げ底の下の部分に入れてやる。ココがおまえの家だ!
ペットショップに行ってすりエサなるものとソレを押し出す注射器みたいなものを買って来た。これで準備OK!
ネットで検索するとスズメ保護の仕方などが沢山あってとても助かった。
ビールも飲まず、夕食もサッサと済ませ、ずっと小雀を見ていた。
ティッシュの中で小さく丸まったスズメが寝ているのは、何ともカワイイ!
呼吸に合わせて体が小さく動いているのがわかる。
普通なら巣の中に家族で固まって寝てるのだろうな。
可愛さのあまりちょっとさわってみたくなり手を入れたら...
あっ、やばっ、起きてしまったではないかぁー!!(コラコラッ)
両手で包むように持ち上げてみた。暖かい!使い捨てカイロみたいな暖かさ?
それよりも暖かいかな、スズメってこんなにも体温が高いのか。
起きてしまった小雀は、目をパチクリしてこっちを見ている。
ボクはどうしていいのか分からず、ちょっとびびっていたw
小さな頭を指でナデナデしながら「チュンチュン」と鳴きまねをしてみた。
すると、今度は小雀が鳴き始めてしまった!!しかも止まらない。
だんだんと鳴く声が大きくなってくる。
ネット情報によると「お腹が空いて鳴いてる」ともあったので早速、エサやりに取り掛かる。
が、しかし、エサを入れた注射器のようなものを口のそばまで持ってくると鳴き止んでしまうし、口を開けようとしない。
口から遠ざけるとまた鳴き始める。
夜8時も過ぎたのに食べてくれない。
お腹がすいてるだろうし、寝る時間だろうし....
「チュンチュン」と鳴きまねをしながらエサをやろうとするが、すぐに口を閉ざしてしまう。
だんだん鳴き声が大きくなっていくばかりで、コマッタなぁ〜。
(触って起こしたのが悪かったかな^^;)
「食べさせないと衰弱し死んでしまうので、必ず食べさせましょう」等とネットにはあった...
調べた通りには上手く出来ないかもしれないが、ここは何としてもやらないとー!
割り箸を削って小さなヘラを作り、口を開けてみたら少し開いたので、すかさず小指をちょっと差し込んで口が閉じないようにする。
そして例の注射器のようなものを喉の奥の方に入れてエサをにゅ〜っと押し出してやる。
小雀は目をパチクリさせ一瞬固まったようになったが、また鳴き始めた。
口の中にはエサはない。
出来た!食べたぞォ〜、コツは掴んだ!
もう、カワイイ〜ッ!
「あ〜、おいちぃね〜」などと言いながら食べさせていた自分がいたw^^;)
夜10時過ぎた頃、やっと小雀のお食事が終わりました。
夜中に数回ペットボトルのお湯を交換してやる。
少しづつ元気になってきているようで良かった。
明日はもっと元気になって欲しい。
次の日の朝、5時に起きてエサやりの準備をする。
(普段はこんな時間は当然寝ているんだけども、この子のためだ!)
「チュンチュン」と鳴きまねをすると、小雀も「チュンチュン」と鳴き始める。
元気そうなので良かった、朝になってたら冷たくなって...などと心配していたから。
小雀は「チュンチュン」と鳴き続ける。
外の様子がどうもおかしい。
1階と2階の屋根に数羽のスズメが集まって来て鳴き始めた。
するとパタパタと1羽のスズメが窓の手すりに止まりこっちを見ている!
もしかして、親なのか?
この部屋は風除室のような作りの部屋(洗濯物を干すのに使っている、大きなサンルームのことではない^^;)とつながっているので、そこの窓も全開にして小雀をダンボール箱に入れた状態で置いた。
窓を開けた為に驚いたのだろう、外にいたスズメたちは一斉に逃げていってしまったが、小雀がまた鳴き始めると外にスズメが集まって来た。
しばらくすると大きな1羽のスズメが、また手摺に止まりこちらを見ている。
風除室とこの部屋の間はレースのカーテンで仕切ってあるから向こうから見えないはず。
その大きなスズメは周囲を警戒しながらチョコチョコと風除室の中に入って来て、
小雀のいるダンボール箱のふちに止まった。
ボクとの距離は40cm位、こっちが息を潜めてドキドキしていた。
大きなスズメも小雀も凄い勢いで鳴いている。
何を言っているのか分かるはずもない、再会を喜んでいるのか?
すぐに大スズメはパッと飛んで行ってしまった....
....アレ?何で?親でなかったの?
しばらくしたらさっきの大きなスズメが戻ってきた。
口に何かをくわえている、エサだ!
小雀はチュチュチュチュ..と大きな声で鳴きエサ貰っていた。
やっぱし、親だったんだ〜!良かった〜。
感動しましたよ、これには。
日中、仕事の合間に小雀の様子を見てみると、小雀は鳴いている。
ず〜っと鳴いているのか、親はせっせとエサを運んでいるようだ。
これで元気になれるね、ホント、安心した。
夕方、薄暗くなると親は来ない。やっぱ鳥目だからか?w
夜はボクが代わりにエサやりをして、少し遊んでやる。
スズメってカワイイもんだね〜(*^-^*)
もっと遊んでいたいが、早めに部屋を暗くして寝かせてあげる。
ボクが留守の間に、家族が勝手に小雀を「ちびよろく」と名前をつけて呼んでいた。
オイオイ、与六って、あの....(^^;)
ま、いいや、じゃぁ〜...短く「チビヨロ」となったw
きっと、チビヨロは「こんなトコ、来とうはなかったぁー!」と言っているはずw
日中は、本当の親がエサを運んで、夜はボクが面倒をみるというシステム。
面倒をみると言うより遊ぶ方が多いが....w
保温のペットボトルは忘れずに交換。
こんな日が約1週間ぐらい続いた。
土日の連休、チビヨロをしっかり観察したいと思い、朝からずーっとカーテン越しに張り込んでいたw
チビヨロは羽ばたきをするが飛べない。
段ボール箱のフチの高さが約20cmあるがそこからは出られない。
見ていると親とは違ったスズメが出入りしていることが分かった。
親よりはちょっと小さく、スリムな体型のスズメが来ているが、エサは運んで来ない。
何しに来てるかというと、辺りの様子を見たり、風除室の中を飛び回ったりしている。
段ボール箱の真上でホバリングの様なこともしている。
6羽が狭い部屋の中で飛び回るのは異様な光景かもw
兄弟なのかな?飛び方を教えているのかな?
その日の夕方、チビヨロと沢山遊んだ。
指をお腹の下に差し出すとチョコンと指に乗ってくれる。
手乗りスズメなのだ!可愛くって仕方がないw
手から腕をつたって、肩に乗ってくる。
耳元で「チュンチュン」と元気に鳴くのでボクも鳴く真似をする。
こちらに返事してくれるそんな気がする。(それはないと思うがw)
髪を後ろに束ねているが、そこにもぐってパタパタと動いては、出たり入ったりして遊んでいる。
ロンゲが生まれて初めて何かの役に立った?のはこれが最初で最後だろうw^^;)
肩から飛ぶようになった。(パタパタと斜め下にダイブする感じだけど)
正座をしてヒザの上に手を置いておくと、チビヨロはヒザの上に乗ってくる。
そしてまた腕をつたって肩まで来ると飛ぶ。それを数回繰り返した。
どうやら高いところを探しているみたい。
おい、おまえ飛べるじゃん!今夜はいっぱい遊んだな。
次の日曜日の朝、
(まさかこの日がチビヨロとのお別れの日になるとは.....)
親スズメは頻繁に来るが、エサを持って来てくれない。
いつものようにダンボール箱の中に入ろうとしないのだ。
チビヨロに顔も見せないでダンボール箱の外から呼ぶようになってしまった。
きっと自力で出てくるように誘っているのだろう。
チビヨロは多分、お腹を空かせていると思う。
親がそばに居るので、しきりに鳴いている。
昨日、周りを飛んでいたスリムな他のスズメも屋根に止まったままこの部屋に
入ろうとはしない。
親だけが何度も繰り返しチビヨロを呼んでいるだけ。
お腹が空く限界なのか、親はエサをくわえて来た。
でも、それはチビヨロが見える範囲だけでダンボール箱のフチに止まっただけだった。
中には決して入ろうとはしない。
エサ見せびらかし作戦...食べたいなら外に出なさいということなのでしょうか。
親スズメは部屋の出入りを繰り返すだけ...
しばらく戻ってこない時もあります。
他の場所にも小雀がいるのかな?
目の前に人間がいることを知っているのか、いないのか?...
危険と背中合わせの中、我が子のためにせっせとエサを運ぶ親の行動は大変だし凄いなと思った。
いずれにしてもこんな事は初めて見たので、ちょっぴり感動w
それから2時間位過ぎた頃、バサバサ、ドタッと音をたててチビヨロが
やっと自力でダンボール箱の外に出て来た。
オオッ!やったー!
しかし、この時、親は来ていませんでしたが...^^;)
ダンボール箱の外に出たチビヨロはあまり動かず鳴いているだけでした。
親がエサをくわえてやって来ました。
チビヨロは朝から何も食べていないようなので、もう空腹の限界かもしれないなぁ〜、
だから食べさせてやってくれ。ここで餓死なんてしたら...(見ているこっちがハラハラします^^;)
大きな口を開けるチビヨロに近づいて、エサを入れてやる仕草をするのですが、
親はエサをくわえたままで食べさせることはしませんでした。
(エッ!そこまでやるのかぁー、スズメ親ってスゲー!)
親はどんどん窓の手摺までエサで誘い出そうとしている。
チビヨロは始めなかなか外が真下に見える所まで行きません。
こんな感じがあと1時間位続きました....
チビヨロは鳴きっぱなしです、それも力が弱くなってきています。
感心しますよ、スズメの親ってこんな子育てしてたのか〜と...強ぇ〜。
ボクは手を出すわけには行かない。
ガンバレ!と応援するしかなかった。
チビヨロは鳴かなくなってしまった。お腹が空いて疲れたのかな?
サッシの手摺下部分を頻繁に行ったり来たりするようになった。
親はあれから1時間以上来ない。エッ!?もうこの子を諦めた?
...いや、親は向かいの電線からこっちを見ていた。
またしばらく時間が経過した後、親がこちらに来た。(写真がそれ)
チビヨロは鳴かない、手摺部分に乗ったまま外に向かって何度か
前傾姿勢をとっているが、怖くて飛べないのか躊躇している。
親はチビヨロのそばを離れないで、「ヒョロッ、ヒョロロッ」と
今まで聞いたことがない優しい声で鳴いている。
へぇ〜、スズメってこんな声で鳴く事もあるんだぁ〜...ビックリ。
親が向かいの屋根の方へ飛んだ。
しばらくしてチビヨロが一瞬こっちを見た後、「チュン」と鳴いて飛び去った!
屋根までは飛べなかったけど、大丈夫か?
親は、それを見ていたのだろう、チビヨロが飛んだ所に合流した。
これで良かった、親子で暮らすのが一番だね、安心したよ。
最後、何か一瞬の出来事のようで、あっけなく終わったなぁ〜...
昨夜、あんなに遊んだのは最後のスキンシップのつもりだったのかな、
チビヨロからの精一杯のサービスだったのかなぁ....いろいろ考えてしまう
もう、行ってしまったんだと思うと...、ちょっぴり寂しくなった。
が、「チビヨロクゥ〜!」と泣きながら走って追っかけたりはしなかったw
今でもチビヨロが元気でいることを祈っていたい。(^-^)
毎朝、家の周りにスズメが沢山いるようだが、どれがチビヨロなのかは分からないw
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長い文章で申し訳ありませんでした。
つまらない話を最後まで読んでくださいましてありがとうございました。
それから、写真がボケていてすみません^^;)
写真はまだあるのですが、掲載が少ない理由は、おぞましいのが写ってたりするから却下しています。アハハハ^^;)
2か月分の日記をまとめて書いたような...そんな感じになりました テヘヘ(^^;)